[通常機体]ヒ　Ｍ　「機動戦士ガンダム」

ビグ・ザム

内容

模型情報別冊MSバリエーションハンドブック2

攻撃力重視のコンセプトを末端拡大化した末の産物である。
移動可能な兵器としては、恐らく最大、最強の物と考えられる。
但し稼動させるためには大型反応炉4基を臨界点にまで引き上げねばならず、その後実際の戦闘時間は平均15分程度であった。
ビグザムの製作目的は、連邦軍の拠点たるジャブローを叩く事にあり、量産後は個別に大気圏下へ落下しビグザム1機を単体として中隊規模による瞬時攻略が予定されていた。
但し本国からの運搬にはビグザム1機につきムサイ艦1隻が必要となっていた。
ロールアウトした1号機は本国から「ソロモン」にパーツ状態で運ばれ、防衛戦で司令官ドズル・ザビ中将自らが搭乗して瞬時にして主砲メガ粒子砲、周回小型砲に威力をふるわせ戦艦9隻を撃破したが、RX-78との交戦であえなく消失した。

ガンダムメカニクス

モビルアーマー「ビグ・ザム」は、一年戦争時の機動兵器としては、大きさ・攻撃力ともに最大の規模を誇る機体である。
戦艦を一撃で沈める大型偏向メガ粒子砲を１門と機体の全周囲に28個ものメガ粒子砲を装備し、Iフィールド発生装置が搭載されているため、メガ粒子砲やビームライフルの攻撃を無効にすることすらできた。
このように攻撃力・防御力ともに申し分ないが、反面大きな問題もあった。
出力35000kwの高出力ジェネレーターを４基も使用しているため、冷却が追いつかず、ビグ・ザムの稼働時間は20分以下と非情に短いものであったのである。
ビグ・ザムには量産計画があり、量産型にはミノフスキークラフトが搭載され、大気圏内での飛行が計画されていたという。

ポケットカード

攻撃力を重視するあまり、巨大化しすぎた、通常型モビルアーマーの究極的存在。
中央の超大型メガ粒子砲は、一瞬にして戦艦も溶かしてしまう。
機体の周囲には協力な磁界を張って、敵のビーム砲から防衛する。
ドズル専用の1機のみが製造された。

ストーリーブック

ドズル・ザビ中将専用の、超巨大モビルアーマー。
強力な磁界バリヤーを張って、連邦のビームをはね返す。
ソロモンに進攻したモビルスーツ隊は、そのため壊滅させられた。
強力なビーム砲を持ち、戦艦を一撃で沈める。
三百六十度全周レーザー砲といい、その破壊力において、最強最大といってよい怪物的モビルアーマーである。
通常は三人のパイロットが乗り組むが、一人で操縦することも可能。
アムロとスレッガーが連携プレーで接近戦をしかけ、ようやく破壊することができた。

ガシャポン戦士オマケ実写シール

ジオン軍の指揮官ドズル･ザビが搭乗した大型モビルアーマー。
脚部のツメをミサイルのように発射できる他、無敵の対ビームバリヤーを装備している。

備考

対空メガ粒子砲は26門？28門？

以前ファクトファイルが出た際に砲門が26門と書かれていたのですがMIAビグザムの砲門が28門だったため、これは正しいのか正しくないのかということで各資料の調査をしました。

ドズルの銃

無反動ライフル銃。
ビグ・ザムを破壊されたドズルが、ガンダムに乱射した火薬式の無反動銃である。

スペック

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