シ　Ｒ　「機動戦士ガンダムF91」

ジェガン（F91）

内容

第2次ネオジオン抗争で活躍した量産型機RGM-89ジェガンを改修した機体。
サナリィが開発したFシリーズが量産されるまでは連邦軍の主力MSとして活躍を続けた。
が、Fシリーズの登場と共に完全に旧型のレッテルを貼られてしまった。

Bクラブ70号

RGM-86が期待性能を発揮できなかったため、その分期待を受けて出現した主力MSである。
さてその結果であるが、RGM-89は、見事に期待にこたえたといって良いだろう。
その総合性能は、ネオ・ジオンの主力MS AMS-119ギラ・ドーガとほぼ互角で、機動力ではギラ・ドーガが勝り、火力ではジェガンが勝っていたとされる。
また量産性にも優れ、設計者に先見の明があったため、派生型も多数生まれた。
高機動型のM型、近接攻撃用のR型、多目的用のJ型などなど、多数の派生型を生み出すと同時に、最も粋な額生産され続けているMSでもある。
実戦配備の始まったのが0090であるから、今年0122まで、なんと20年以上に渡って主力であり続けたのだ。
（現在ではRGM-109、F71と徐々に交替しつつある）
これはネオ・ジオン崩壊により、大規模な紛争の可能性が消滅したためであり、また新型機を開発する余裕もなかったためである。
しかし現役年数は長くとも平時であり、各派生型併せても、総生産数は3000機にも満たない。
しかし1年戦争時に較べ、1機当りの製造コストと手間は大幅に増大しているので、一概に比較することはできないが。
なおこの機体で特筆すべきは、サナリィがF90のデータ収集用に、独自に改装した特殊型、ST1であろう。
これはあくまでデータ収集用、テスト管制機だが、サナリィ技術陣の大改装により、一流の戦闘用MSとしても使えるだけの能力を持っている。
ただしカスタムメイドのため、その製造コストはノーマルタイプのジェガン8機分に相当するという。

備考

スペック