[艦船]コロンブス級宇宙輸送艦

データ

内容

一年戦争全史

地球連邦軍の大型輸送艦。
「ビンソン計画」に従って、壊滅状態にあった宇宙艦隊を再建する際に、主力戦闘艦たるマゼラン級宇宙戦艦・サラミス級宇宙巡洋艦のMS搭載能力不足を補う目的から設計・建造されたものである。
本体は単純なコンテナ様の艦体2基を並列し、ブリッジを含む構造物でこれを連絡、後部に推進装置を置くというきわめて機能本位の構造である。
しかしMS搭載機数は両舷で合計50機と多く、MS運用に必要な物資をも搭載する事が可能であった。
一部には宇宙空母として運用できるよう改装使用された艦もあるとされ、密閉式ハンガー・デッキを有した艦体で、MSのみならず宇宙戦闘機の運用に使用された。
詳細については不明点が多いが、一説によれば、コアブースター装備のコアファイター、あるいはセイバーフィッシュを25〜30機搭載運用できる設備をもったものであるとされる。
空母改修使用の艦はコロンブス改級と呼ばれるが、改造1番艦の「アンティータム」の名称に因んでアンティータム級と表記されることもある。
いずれにせよ、実際にどれほどが改造され実戦投入されたのか実態は不明である。
コロンブス級はMSのみならず、物資輸送、武器輸送など汎用輸送艦として重宝された。
ソロモン攻略戦では、ソーラ・システムの搬送などにも使われている。
艦体形状のシンプルさが生産性の向上に直結し、地球連邦軍においては地味ながら有用な艦であった。

GジェネF

連邦軍の大型輸送艦。
両舷のコンテナに大量の物資を搭載する事が可能で、物資の輸送や艦船への補給作業に活躍した。
MS開発以前から使用されている旧式艦だが、そのペイロードの大きさを活かし、一年戦争末期にはMS母艦としても使用された。
また、ソーラシステムの輸送や運用にも用いられている。

{{mcomment}}