!![通常機体][[カ|通常機体「カ」]] [[R|型式番号「R」]] [[「M-MSV」]] !!!ガンダム4号機 ,機体名,ガンダム4号機,画像 ,型式番号,RX-78-4,{ROWS:8} ,英語名,GUNDAM "G04" ,所属,地球連邦軍第16独立戦隊 ,旗艦,サラブレッド ,パイロット,ルース・カッセル中尉 ,装甲材質,ルナチタニウム ,装備,60mmバルカン砲×2{{br}}ハンドビーム・ガン×2{{br}}ビーム・サーベル×2{{br}}ハイパーバズーカ{{br}}ハイパー・ビーム・ライフル{{br}}メガ・ビーム・ランチャー ,作品名,M-MSV{{br}}機動戦士ガンダム外伝 宇宙、閃光の果てに・・ ,参考書籍,MG ガンダム4号機説明書 !!内容 ソロモン、ア・バオア・クーひいてはジオン侵攻の主力として、RX-78-2を基本に宇宙戦仕様に開発されたマグネットコーティング標準装備の機体。 さらにバックパックを交換、プロペラント等を増設し、機動力を40%ほどアップさせている。 また稼動時間ものび、長時間の戦闘、特に要塞攻略戦には多大な戦果が期待されていた。 本機はWB級準同型強襲揚陸艦「サラブレッド」を旗艦とする「第16独立戦隊」に5号機などとともに配備され、U.C.0079年12月2日に南米ジャブロー基地より出発した。 隠密行動を主任務とするこの艦隊の目的は、公国軍の月面基地グラナダと宇宙要塞ソロモンの補給路を寸断することにあった。 ジオン軍の試作型MAとの戦闘で5号機は大破未帰還となったが、4号機のみは帰還を果たしている。 !!備考 「宇宙、閃光の果てに・・・」で4号機と5号機の運命が逆転したようだ !!スペック ,項目,内容 ,全高,18.0 m ,頭頂高, ,全長, ,本体重量,42.9 t ,全備重量,80.5 t{{br}}(メガ・ビーム・ランチャーを除く) ,ジェネレーター出力,1550 kw ,スラスター推力,70500 kg ,センサ有効半径,6190 m !!HEAD UNIT RX-78-4 ガンダム4号機の頭部は、基本的にはRX-78-2”ガンダム”に準じた部材やデバイスが使用されているが、次世代高性能機用にアップデート済みのユニットが多く使用されている。 ----  RX-78-4の頭部は、RX-78-2とほぼ同等の光学端末および演算装置が搭載されているが、連邦軍製のMSの生産がある程度進展して以降のものが使用されているため、信頼性や耐久性が向上しているほか、宇宙空間における戦闘に特化することが決定してからは各パーツが空間走査用のスペックに調整された上で実装されている。  また、各種のデバイスやセンサー類は、機能を維持したままでの小型化が達成されつつあるものが採用されており、コア・ブロックシステムに依存しないデータ収集や、稼働ソフトの検証に必要な副次的コ・プロセッサーフレームおよびモニタリング用装備などのサブシステムが新たに装備されている。  特に、4号機と5号機の連携が当初から企図されていたため、強力なデータリンクおよびモニタリングに応じたアーキテクチャーが構築されている。  また、デュアルセンサーのカバーや、頭部バルカン砲など、弾頭の形状や材質、炸薬のエマルジョンなども見直しが検討されはじめており、既存の機体との互換性を確保するか、新たな規格を採用するかといった過渡的な機体となっている。 !!SHOULDER UNIT 4号機のショルダーユニットは、必要に応じてプロペラントタンクとスラスターユニットが一体化されたコンポジットタンクユニットを装着することができる。  このユニットは専用の可動式ホールドラッチによって固定され、機体の機動性を飛躍的に向上させる。 ----  宇宙空間においてMSの機動力を向上させるためには、単純にスラスターやプロペラントの設置数や積載量を増やせば良いというものではない。  それによって自重が増えてしまっては元も子もないからだ。  本来、MSの優位性は、四肢とスラスターを有機的に連動させるAMBAC機動によって、推進剤の消費を抑え、既存の機動兵器よりも効率的な機動が得られることにあった。  ただし、実際の運用に伴って、当初は過剰と思われたレベルでのプロペラント積載やスラスターの増設などがそれなりに有効であることが判明し、また、各部のコンストラクションそのものや装甲材および構造材などの改善もあって、機体重量の増加と機動力のバランスを向上させながら、さらに追い込むことが可能となった。  つまり、目的別に効果的な各種オプションのノウハウやシミュレーションが蓄積されたことにより、さらなる機能向上が可能となったのである。  4号機および5号機に採用されたコンポジットタンクユニットと脱着機構を含むシステムは、その端的な例なのである。 !!ARM UNIT 4号機には、先行していたRX-78-2ガンダムなどの試作機の実戦投入によって得られた運用データが反映されており、いわゆる固定武装の強化も懸案となっていた。  その解答のひとつが、腕部に装備されたビーム・ガンである。 ----  連邦製MSは、その可動部分にフィールドモーターを使用しているため、ユニット自体の小型化に伴って、ユニットの容積を減らすことが可能だった。  実際、初期の試作機であったRX-78-2”ガンダム”自体、腕部にサブスラスターを装備することも可能であったし、その構造そのものをスリム化したジム系の機体との量産体制も整いつつあった。  併せて、ビーム・ライフルなどの携行武装を消耗、損壊した場合の戦闘能力の低下を指摘する声もあったため、固定武装を追加装備する試みが実行されることとなった。  RX-79系の機体の内、腕部に機銃などを装備した機種が存在したのもそのためである。  4号機の腕部に装備されたビーム・ガンは、機体のジェネレーター出力の向上に伴って試験的に装備されたもので、戦闘時における有効性やコスト、整備製の検証のために実装されている。  このビーム・ガンユニットにはシールドが装着できるよう、マウントラッチも装備されている。  ちなみに4号機および5号機の四肢にはデフォルトでマグネット・コーティングが施されている。 !!RANDSEL 4号機が、背部に装備するランドセルは、ジェネレーターの出力向上に伴って、機動性を改善、向上させるためにスラスターの配置や基数が再検討されており、機体各部へのサブスラスター増設なども含め、トータルで40%もの機動力向上を成し遂げている ----  4号機は、設計当初からコア・ブロック・システムの不採用が決定していたため、ランドセルにも設けられていた冷却機構などを大幅にボディへ移設することが可能となり、より大きな推力を生み出すことができるようになった。  しかも、肩部や脚部(ふくらはぎ)などに設置されたサブスラスターなどと連動してメインスラスターの負担を軽減することが可能となったため、整備性の向上もある程度見込まれていた。  ただし、四肢をはじめとする機体各所には標準でマグネット・コーティング処理が施されているため、可動部分にかかるストレスそのものは少ないものの、諸動作に伴う応力による各部の構造疲労は逆に増える傾向があり、パイロットのセンスや機体に対する気遣いが問われるMSとなってしまったと言われている。  ちなみにこの機体で得られたデータを元に、コア・ブロック・システムを持たない機体のランドセル構造は一部で見直されることとなり、ボディとのバランスやビーム・サーベルのエネルギーサプライデバイスの再配置などが検討され、連邦製MSのランドセルは一時期、傾向としてはさらに大型化していくことになるのである。 !!WEAPONS  4号機および5号機は、既存の機体よりもジェネレーター出力が向上しているため、それに対応した武装が用意されていた。  ただし、両腕のビーム・ガンは有効射程が短く、近接戦闘時においてようやく有効であったと言われている。 !ハイパー・ビーム・ライフル 4号機および5号機に共通の携行武装。 両機は既存の機体よりジェネレーターが高出力(RX-78-2”ガンダム”のおよそ40%増し)であるため、通常のビーム・ライフルより強力なものをドライブすることができる。 エネルギーCAP技術の実用化で公国軍に先んじた連邦軍の面目躍如といった武装。 連射性能はともかく、威力そのものは、後のGPシリーズが装備するに匹敵すると言われている。 !メガ・ビーム・ランチャー 4号機はメガ・ビーム・ランチャー構想の実験機としての側面もあり、5号機をさらに上回るジェネレーター出力を獲得するため、冷却機構などが強化されており、そのため胸部フィンなどの形状が異なっている。 ただし、それでもジェネレーターだけでは本武装の稼働は不可能であったため、外部ユニットとしてエネルギーユニットバックが装備されている。 それでも、初期の要求スペックを達成するには至らず、サラブレッドに配備、積載されはしたものの、結局は運用されることはなかったと言われている。 一説には、エネルギーチャージに充分な時間をとることができれば、一射程度は想定される威力で運用できただろうと考えられているが、そのための制御が非常に難しいこともあって詳細は不明である。 {{mcomment}}