!![通常機体][[カ|通常機体「カ」]] [[M|型式番号「M」]] [[「Z-MSV」]] !!!ガンキャノン・ディテクター ,機体名,ガンキャノン・ディテクター,画像 ,型式番号,MSA-005K,{ROWS:8} ,英語名, ,所属,エゥーゴ/カラバ・北米方面{{br}}連邦軍/トリントン基地 ,パイロット, ,装甲材質,ガンダリウム合金 ,装備,ビームキャノン×2{{br}}ビームライフル{{br}}バルカン砲×2{{br}}ビームガン ,作品名,Z-MSV ,参考書籍,Bクラブ8号{{br}}Bクラブ22号{{br}}『UC0087 BEAT OF Z』MSデータ集{{br}}GジェネレーションF{{br}}GジェネレーションP !!内容 !Bクラブ8号 ガンキャノン・ディテクターは、その形状から「一年戦争」の伝説的MS、RX-77ガンキャノンの発展型の様に思えるが、その開発系列は全く異なるものである。 エゥーゴはその地球上での支援組織であるカラバからの要望により、地球上での活動を主任務とした局地戦用MSの開発をアナハイム・エレクトロニクスに発注していた。 要求性能は、ゲリラ戦に適した砲兵的なMSで、なおかつ安定した射撃能力を持つというものであった。 そこで、既にアーガマへ配属されていた攻撃型可変MS、MSA-005メタスのムーバブルフレームを転用する事が考案された。 メタスに比べて各部間接の強度が高められており、当然の事ながら主武装であるビームキャノンの水平射撃も可能となっている。 主武装としては肩口に137mmロケット砲を装備する案もあったが、メガ粒子砲(出力4.7MW)に改められ、右肩にはビームガン(出力2.3MW)が取り付けられることとなった。 左肩にもビームガンの装着は可能だが、ジェネレーター出力の関係上通常は左右いずれかに一門とされている。 また、頭部には30mmバルカン砲が2門装備されている。 手持ち火器は、グレネードランチャーが装着可能なビームライフル(出力2.7MW)が製造された。 このビームライフルには独自のセンサー方式によるターゲットスコープがあり、MS時の射撃性能を高度なものにしている。 このMSのもっとも特筆すべき点は、メタスの可変システムを応用して、瞬時に射撃体勢がとれることである。 同時にバックパックのメインアームが伸びて接地し射撃時の反動を喰い止め、射程を安定したものにするのだ。 このガンキャノン・ディテクターは'''2機のみが完成'''しシャトルによって北米地区に投下されたが、'''1機は着地の失敗によって全壊'''してしまった。 しかし、残る'''1機はほとんど損傷は無く、そのままカラバの戦力に加えられた'''という。 MSA-005Kという型式番号から言えば、”メタス地上用キャノンタイプ”とでも称するのが一般的なのだろうが、カラバのリーダーであるハヤト・コバヤシの「一年戦争」時代の愛機にちなんで、この名称と赤い機体色が与えられたという。 !『UC0087 BEAT OF Z』MSデータ集(非売品) 敵MSの下記が強大になるにつれ、MSA-004の火器ではとうてい太刀打ちできない所まで来ていた。 そこでMSA-004を後方中距離でサポートするため、中距離砲撃戦仕様MSが必要となった。 大型のビームキャノン2基背負った姿は、一年戦争時のガンキャノンのシルエットににているため、この呼び名がつけられた。 '''ベースの機体はMSA-004とMSA-005の中間の機種と思われる。''' !Bクラブ22号 また、特殊な可変機体構造を利用して”メタス地上戦用キャノンタイプ”とでもいうべきMSA-005Kガンキャノン・ディテクターが生産され、地球にシャトルで降下されカラバの戦力に加えられた。 この機体もメタスのバリエーションの一つなのである。 !誤植内容GジェネF エゥーゴの砲撃戦用試作型MS。 ネモのバリエーションの1つで、ネモIII をベースに砲撃戦用装備を施した機体である。 ビームキャノン2門を装備し、主に支援砲撃を担当する。 また各関節部の強度も向上し、ジェネレーター出力も強化されている。 !誤植内容GジェネP エゥーゴの砲撃戦用試作型MS。 ネモのバリエーションの1つで、ネモIIIをベースに砲撃戦用装備を施した機体である。 ビームキャノン2門を装備し、主に支援砲撃を担当する。 また各関節部の強度も向上し、ジェネレーター出力も強化されている。 !!備考 !ガンキャノン・ディテクターって何系の機体? MSA-005 メタスとMSA-004 ネモ、メタス改との表記ミスなど複数の誤植によって事実が変更され、しかも詳細がますます不明になりつつある機体になってしまっている。 GジェネFではとうとうMSA-004 の記述が優先されネモ系列としてMSA-004K ネモIIIをベースにしたことになった。 GジェネPでもGジェネFと全く同じ内容のため、おそらくメタス系である事実そのものが隠蔽されつつある。 ガンキャノン・ディテクターは1機のみがカラバ・北米方面に配備されとあり、「ΖΖ外伝 ジオンの幻陽」でその勇姿を確認することができる。 しかし、その後の「ガンダムユニコーン」にてトリントン基地にて3機確認できることから、当機は改めて試作機が作成されたか追加発注された可能性が出てきている。 他にも「ダブルフェイク」でも1機確認されており、「Gの伝説」でもバリエーション機と思われる[[トガアーマータイプ|ガンキャノン・ディテクタートガ・アーマー]]が確認されている。 混乱を招いていた一連の誤植騒動はMSA-004とMSA-005の中間の機種と思われるベースの機体の存在が関わっていることも考えられるようだ。 ベガサス級”イルニード”に搭載されていたとされる早期警戒型ネモの上半身がディテクターと酷似しており、MSA-004とMSA-005のパーツ互換の可能性を提示していると言えるだろう。 トリントン基地に配備された3機が[[ネモ|ネモ(トリントン基地配備)]]と同時に配備されている事からも互換可能な条件が整っていたのではと思われる。 中間機のベース機から試作されたと考えると数奇な機体である当機の様々なバリエーションが可能な道が開けている。 まだ見ぬ「ベース機」への存在期待度はネモ・メタス系の可能性の道を広げると思われる。 !!スペック ,項目,内容 ,頭頂高,18.5m ,全高, ,本体重量,34.5t ,全備重量,54.5t ,ジェネレーター出力,1780kw ,スラスター総推力,64600kg ,アポジモーター数, ,センサー有効半径,9200m {{mcomment}}